金沢動物園はメルヘンワンダーランド
行楽の秋到来!
ということで、先日三浦海岸にある『ソレイユの丘』という施設に行ってきた。ここは入園無料でカピバラがさわり放題のすごいところ(ふれあいエリアはお金かかる)。
しかしそれよりも印象に残ったのが帰りに見つけた『金沢動物園』だ。「帰り道にあるし、行ってみようか」くらいの気持ちだったのだが、期待以上に魅力あふれるスポットであった。
今回は金沢動物園の魅力や、一部気になったポイントを紹介したい。
〇石川県じゃなくて神奈川県にあるぞ、金沢動物園
なんたら線の金沢文庫駅前からバスに乗り、いくらか進むと金沢動物園にたどり着く。平日にも関わらずこの日も老人の団体が同じバスに乗って動物園を目指していた。大量の老人のあとをついていくと、すべての物事の先には死が待っていることを実感させられる。
動物園の詳しい場所とか営業時間とかは各々調べてください。情報を書きたくない。
バス停の椅子はリニューアルしないみたい。
〇力の入れ加減がよくわからない、なかよしトンネル
入場してまず通るのがなかよしトンネル。金沢動物園は山の中にあるので動物園があるエリアまでは山ひとつ超えなければならない。入り口とその動物エリアをつなぐこのトンネル、なんとなく歩いてしまえば数分で通り抜けられるのだが、きちんとひとつひとつの展示を見て行くとなかなか面白い。
ディズニーランドの人気のないアトラクションを思わせる風景。
メルヘン
メルヘン!
メルヘーン!
メルヘン
メルヘン?
メルヘン??
メルヘンか?
なんだこれ。
ツノの展示?
プルタブ?
〇芸術の秋
出口のところにあった案内板を読まなかったのでよくわからないが、園内のあちこちには芸術作品が展示されているらしい。動物と芸術のコラボレーション。アートだと言われると「そういうものですか」としか言えなくなる。今度から「なんでそんなことしてるんですか」と聞かれたら「アートです」と答えよう。
「すずめがたくさんいる!」と近づいたら、全部模型で、しかもひっくり返っていた。
アートだとわかっても、なんか釈然としない。
〇オカピ
アートもいいが、動物園に来たのだから動物を見る。案内板によるとオカピがいるらしい。言葉の響きがおもしろいので大喜利の回答によく使っていたが、そういえば実物は見たことがなかった。
よし、オカピを見に行こう。
俺もたいてい寝室にいるよ。
わかりやすい。
オカピはいましたが写真を撮っていないので、見たい人はアフリカに行ってください。
サイの運び方すげー。
〇すばらしい休憩所はすばらしい
くつろぎかたが堂に入っている。
椅子と机には使い古されたテニスボールがはめられている。こうすると椅子をひくときに音が鳴らないし、床も傷つかない。ここは知恵の館……。
地味にうれしいのが自動販売機が充実していることだ。現在はそれなりに珍しい軽食やカップ麺の自販機もある。
飲み物もなぜか1リットルサイズだ。初めて見たし、そんなにいらない。
休憩室には動物のイラストが飾られており、どこかで見たことがあるデザインのシマウマや、完全に形状がペニスのペンギンの絵を楽しむことができる。
一番すごいのはこの休憩所自体が展示室になっており、なんか珍しい鳥(種類は忘れた)を見ながらのんびりジュースを飲めることだ。
動物園というのは意外と歩くもの。こうして休憩している間も飽きさせない工夫がされているのは本当にありがたい。
なんか珍しいやつも凛々しい表情でこっちを見ていた。
ぺにぎん。
〇こんなにまぢか!
金沢動物園の目玉としては、カンガルーを間近で楽しむことができる独特な展示方法がある。
カンガルーが放されている柵の中に入れるようになっており、カンガルーの吐息が聞こえるくらい接近することができるのだ。
これはすごいぞ!
〇神々しいぞ、白いカンガルー
この日は寒かったせいか、カンガルーは奥の一か所に集まって、まったく動かなかった。カンガルーを見ているのかカンガルーに見られているのかよくわからない状況になってしまったが、ここの魅力はそれだけではない。
金沢動物園には世にも珍しいアルビノのカンガルーがいるらしい。展示されているカンガルーのグループは日替わりなので必ず見られるとは限らないようだが、そういえばさっき、白いカンガルーがいた気がする。これはラッキーだ。
どこにいるのかな?
〇看板たち
初代プレステみたいなCG
R-18
なかよしトンネルの横でケンカしないで
〇ケツ
ケツ。
馬のケツ。
象のケツ。
なんかヤギみたいなののケツ。
ポスターもケツ。
〇斜面を利用したアスレチック
動物園と同じ敷地内には斜面を利用したアスレチック広場もあった。ここは入場料を払うことなく楽しむことができる。
写真のすべり台は写っている部分から続いていてものすごく長い。勢い込んでここをすべったら、摩擦でお尻が焼け付くようにいたくなった。あとでサイトを見たらどうもお尻の下にダンボールを敷いて遊ぶものだったらしい。先に言ってくれれば良かったのに。
私は動物園に行く前にここではしゃぎ過ぎて体力がなくなりました。休憩所があって本当によかった。
〇サル
おしまい。
〇最後にメルヘン成分です
最高にメルヘンなフォント
公式サイト
三浦半島の農と海の体験パーク | 長井海の手公園・ソレイユの丘
ソレイユの丘ではカピバラのゴワゴワ感とおなかのたぷたぷ感が味わえるぞ