ひざかけちゃーはんをいつ再開したものか。

 ひざかけちゃーはんというサイトを運営している。

friedrice.work

 

 思いついたことをやってみて発表するサイトで、自分以外にも友人たちにお願いして記事を書いてもらっている。

 6月くらいから仕事が忙しくなったり引っ越しがあったり生活が変わってバタバタしていたので休止していたのだけど、10月から無職になって時間ができたのでちょこちょこデザインを直していた。(HTMLもCSSもまったくわからないところからやった割にはどうにかなったんじゃないかと思っている。再就職はまだ決まっていないけど、三カ月くらいの訓練を受けてどうにかweb制作業界に潜り込めないかと計画中だ。)

 

 かなりひどかったサイトデザインもそれなりに見れるものになったので、そろそろ活動再開してもいいと思っているのだけど、何もきっかけがないので、いつ始めようか迷っている。

「再開!」と宣言したものの数回更新してまたすぐに休止するようなことにはしたくない。

 

 何かできそうだと思ってためていたメモを見ると、

 

・スカイブルーマンションを巡る

・町を歩いてアパートの家賃予想クイズ

・団地給水塔巡り

・どこまでがその町か、境界線ハイツ

・味の付いた水をつくってみよう

・町にある注意書きにイラストを足してみる

・電球ソーダに向き合う、蛍光灯焼酎で殴る

・焼き鳥は極小のケバブではないか

・電飾スタンド看板、好きだし自作できないかな

・道に落ちてるゴミ、写真が趣味の人なら綺麗に撮れるかな

 

 こんな感じか。

 意外といけそうな気がする。

 12月1日再開か、来年1月1日でもいいか。明日11月11日も数字の並びとしてはいい日かもしれない。1月からまた訓練で忙しくなりそうだから、早い方がいいかな。

 もし何か書きたいという方がいればTwitterにご連絡ください。

 

 

 

団地にSFがあった。

f:id:nottawashi:20171105001459j:plain

 団地にSFがあった。

 このフレーズは気に入ったのでどこかでまた使おうと思う。

 団地の脇に立っていた白い塔、団地のデザインがおとなしめなのでよけいに際立つ。この塔は給水塔というらしい。Twitterに「なんだこれ」と書いたら親切な人が教えてくれた。自分で調べて正体を見つけたのとほぼ同じタイミングだったので、教えてくれたリプライを無視して自分で「給水塔っていうらしい」と書き込んだみたいになってしまったが、だいたいいつもそんな感じで生きている。

 

 「これいいな」と思ったものを調べると、ほぼ必ずすでに集めている人がいる。

日本給水党(団地給水塔鑑賞ブログ)

 インターネット。

 

 

f:id:nottawashi:20171105001938j:plain

 全員で飛び降りて高さが足りなくて無事で帰ってたら面白いな。

 

 

f:id:nottawashi:20171105002110j:plain

 タクシー会社の駐車場に屋根付きの自販機があった。

 俺は屋根付きの自販機も集めている。これは他に集めている人を知らないけど、自分でも何が面白くて集め始めたのかわからなくなってきたので記事とかにして発表はせずに黙々と集めている。ノットインターネット。

 

 

f:id:nottawashi:20171105002312j:plain

 自販機は5台あるのにひとつだけ屋根付きなので、なんで彼だけ特別待遇なのか不思議だったのだけど、周囲を一周したあと近くで見てわかった。

 屋根のある彼は紙コップ式の自販機なのだ。おそらく中の液に雨が混ざらないようにしている配慮なのだろう。

 

 

 

f:id:nottawashi:20171105002456j:plain

 定番、犬の糞看板。

 何かを収集する趣味に触れたのはインターネットでも路上観察考現学よりも、伊集院光のエッセイが最初だったと思う。

 何年も前にラジオで聞いた「一枚の写真にカメを何匹収められるか」を後輩芸人と競っていたという遊びは、今でも自分もやってみたいと思う。

 少し前はカラーコーンでやっていたのだけど、工事現場か建設会社の資材置き場に行けばとんでもない量のカラーコーンがあることに気づいてしまったのでおしまいになってしまった。今は「選挙ポスターを何枚収められるか」という遊びをやっているのだけど、一人でやるのは張り合いがないので、誰かやってもいいという人は連絡ください。数週間に一度、写真撮れたらTwitterのリプライで送り合うくらいの関係が望ましいインターネット友人だと思っています。題材は選挙ポスター以外でもいい。

 

f:id:nottawashi:20171105003053j:plain 今のところ27枚が最高記録。たぶん。ちゃんと整理してないから探せばまだあるかもしれない。選挙ポスターだとどうしても政治思想的な意味がでてしまうので、人とやるなら他の題材の方が楽しげていい。

 

 

f:id:nottawashi:20171105003242j:plain

f:id:nottawashi:20171105003250j:plain

 犬の糞と愛、続けてご覧いただきました。

 

f:id:nottawashi:20171105003311j:plain

 ペニスみたいなビル。

 

f:id:nottawashi:20171105003328j:plain

 ペニス。

 

 

 

f:id:nottawashi:20171105003343j:plain

 はい。

 

 

f:id:nottawashi:20171105003457j:plain

 「餃子の満州のトラックだ!」と見たとき興奮して見えなくなるまで写真を撮り続けたのだけど、今となってはそんなでもない。

 満州には一回しか行ったことないし、満州の野菜多めの餃子より王将の餃子の方が好き。

 

 

f:id:nottawashi:20171105003622j:plain

 めちゃくちゃオシャレ。俺もこうなりたい。

 

 

f:id:nottawashi:20171105003648j:plain

 幸せの具現化みたいなアパート。ひまわりハウス。

 

 

 

f:id:nottawashi:20171105003711j:plain

 石をおかずに紅茶飲んで、途中で飽きた。

 

 

 

f:id:nottawashi:20171105003745j:plain

 ひゃ~。

 

 

 

 

おしまい。

デジタル耳栓で集中して作業しよう。

キングジム デジタル耳せん   MM1000 ホワイト

キングジム デジタル耳せん MM1000 ホワイト

 


 キングジムのデジタル耳栓がなかなかの優れものだった。

 デジタル耳栓とは何か。ヘッドホンにはノイズキャンセル機能の付いたものがあるのをご存じだろうか。そのノイズキャンセル機能だけを抜き出したのがデジタル耳栓だ。イヤホンの形こそしているものの音楽は聴けない。

 私はちょっとした物音で集中が乱される性格(婉曲な表現)で、軽めの聴覚過敏だ。人ごみなどの騒々しい場所は苦手だし、地下鉄が大嫌いで引っ越しをするときも地下鉄沿線の地域は候補からまっさきに外した。

 デジタル耳栓はそんなちょっとした「ざわざわ」を消してくれる。

 

f:id:nottawashi:20171102223857j:plain

 パッケージがものすごくダサい以外はいい商品である。

 本体以外にグレーの巾着、XS、S、M、Lのイヤーピースが付属していた。キングジムの巾着なんてこの商品のおまけ以外に存在しているのだろうか。

 

 耳の穴が小さくてカナル型イヤホンが使えないのが悩みなんだけど、このデジタル耳栓も同じ形をしている。耳栓として使用するのだから当然といえば当然なんだけど、長時間つけていると痛くなるので、

  とりあえずこれを買った。

 カナル型イヤホンが痛くてつけられない人は結構な数いるはずなのに、今はほぼそちらが主流で困ってしまう。

 

 「コンプライのイヤーピースなら耳の穴が小さい人でも快適に使える」といった情報も目にしたけれど、イヤーピースにしてはちょっと高すぎる。

Comply(コンプライ) Tx-500 イヤーピース 3ペア Mサイズ ブラック HC19-50101-01

Comply(コンプライ) Tx-500 イヤーピース 3ペア Mサイズ ブラック HC19-50101-01

 

 

 

 

f:id:nottawashi:20171102223928j:plain

 パッケージ裏はこんな感じ。環境音を90%カット!という文字が心強い。

 

f:id:nottawashi:20171102225815j:plain

 緑の丸いのはコードが絡まないようにしてくれる。

 

f:id:nottawashi:20171102225842j:plain

 単四電池1本で動く。電池は別売り。

 

 さて肝心の機能だけど、これがちょっと感動するくらい良かった。

 デジタル耳栓のスイッチを入れた途端、自分の周囲から音が消えたのだ。まったくの無音というわけではないが、分厚い膜が一枚張られ、その内側で守られているような感覚になった。

 初めて使ったとき、部屋ではエアコンと除湿器が稼働していた。これらの駆動音を特にうるさいと感じることはなかったのだけど、デジタル耳栓をすると「ゴー」という低い音はほぼ聞こえなくなった。

 

 

f:id:nottawashi:20171102230619j:plain

 

f:id:nottawashi:20171102230636j:plain

  エアコンの音は聞こえなくなった。アプリの騒音計で測ってみたら58.4dBだった。

 

f:id:nottawashi:20171102230739j:plain

f:id:nottawashi:20171102230750j:plain

 除湿器。感覚としてはエアコンより少し大きめの音なのだが、騒音計では50.8dBの表示。

 デジタル耳栓をすれば音はほぼ聞こえない。近くに寄ればかすかに「コー」という音が聞き取れる程度だ。

 

f:id:nottawashi:20171102230923j:plain

f:id:nottawashi:20171102230939j:plain

 台所の換気扇。57.9dB。これはデジタル耳栓をしていても音は聞こえた。体感としては音量が四分の一程度になり、主張が抑えめになっていた。

 

 アプリの精度があまり良くないのか、それとも音の種類によっては打ち消せないのかもしれない。

 説明書にも300Hz以下の騒音にしか効果がないという記述があった。

 

f:id:nottawashi:20171102231141j:plain

 肝心な部分なのだけど、人の話し声は聞こえる。

 つけたまま会話をしてみたところ、ほぼ問題なく相手の声を聞き取ることができた。若干くぐもって聞こえるが、これは音を出していないカナル式イヤホンをしているときと同程度なので、ノイズキャンセル機能というよりは物理的に耳が塞がっていることが原因だろう。

 テレビの音や音楽も人の声動揺に若干音量は小さくなるものの聞き取ることができた。耳栓をしながら音楽を聴くこともないだろうけど、作業中にBGMが欲しい場合も対応できる。

 

 喫茶店やファミレスなど、騒がしい場所での効果はこれから試してみようと思う。

 

 

ものすごく大きな欠点としては、耳栓をしたままコードに触れると「ガサガサ」とコードの音が伝わってくるので集中どころではなくなってしまう。これでは本末転倒なので、無造作にポケットに入れて使うわけにはいかない。コードに手が触れないように本体を置く位置などにはかなり気をつかう必要がある。

 

 

少女ノイズ (光文社文庫)

少女ノイズ (光文社文庫)