目盛り付USBメモリ、つくりました
目盛り付のUSBメモリです。5.2㎜まで測れます。便利。
セロテープを定規に貼り、目盛りをペンでなぞったものをUSBメモリに貼り付けてつくりました。
USBメモリは8GBで980円。もう少し安く、4GB480円くらいのものを買って、目盛り付にして1000円で売れないかな。
改良版として、テープ式のメジャーを購入して貼り付けたのですが、キャップの部分の切り取りを失敗しています。
目盛り付きUSBメモリ pic.twitter.com/ZSGVnISLve
— 能登たわし (@nottawashi) 2016年6月27日
巣鴨に行って歩いたら足が疲れました。
巣鴨の商店街を歩きました。特に目的があるわけでもなく、着いたのが17時過ぎだったので、閉まっている店も多く本当にただ往復するだけで終わりました。
もてなしの街らしいです。
駅前の道路は海賊に占拠されていました。
同じデザインの物が大量に並んでいる光景は、見るものを不安にさせます。
商店街の入り口にありました。巣鴨のマスコットキャラクターのおしりを模したもので、これを触ると縁結びのご利益があるらしいです。
くまのプーさんのように、この裏側にマスコットのカモがいるのかと思って回り込んでみたのですが、
小屋の壁しかありませんでした。
こうなるとさっき撫でたものが本当にカモのおしりだったのか怪しくなってきます。
商店街の中にはやたらと赤いパンツの店がありました。そういえば、どこかで赤パンツが名物だったと聞いた気がします。
同行者はずっと「カズレーザー! カズレーザー!」と言っていましたが、たぶん履いていないと思います。
ところでカズレーザーの陰毛って染めてるんでしょうか? 染めていればいいと思いました。
郵便局前のポストにマスコットのカモがいました。
俺はこいつのしりを撫でたのだ。
ファンキーなヘアーサロンです。巣鴨は老人の街だと聞いたのですが、多様な面を持ち合わせているようです。
ちなみに意味をきちんと理解せずになんとなくで「ファンキー」という言葉を使ってしまいましたが、調べたところもとは黒人の体臭を意味する隠語らしいです。ファンキー加藤。
高いところに椅子があったのですが、置いてある場所よりも背もたれの長さが気になります。これを作った人はもしかしたらものすごい短足なのかもしません。
そんな澄んだ目で見ないでください。
耳です。
地蔵があるゾーンに来ました。マスコットといいやたらと縁結びを推してきます。巣鴨は老人の街と聞いていたのですが、人間の性欲は無限です。
うまいこといってるのか、と思ったのですが、まったくうまくないです。ひとつもかかっていません。
ところでとげぬき地蔵がどれかわからず、近くにあった水をかけていいお地蔵さんに水をかけて帰ってきたのですが、ご利益はいただけるんでしょうか?
(今調べたら、濡らした地蔵の横にあったのがとげぬき地蔵尊だったようです)
帰り道にドラッグストアで見つけたのですが、地蔵専用のタオルです。おそらくここでしか買えません。
雀荘です。「常連になっても初陣だね」といったのですが、同行者の反応はよくありませんでした。頑張ります。
ハトです。
茶レンジャーです。
口臭3日 体臭6日 も気になりますが、左にある「便秘に毒」も強い言葉です。棚の下にはどんな言葉が隠れているのでしょう。
巣鴨の商店街、思っていたよりずっと長く、往復するだけで疲れてしまったので、以降の予定を全部とりやめて帰って餃子焼いて食べました。おいしかったです。
やさしさはどこまで
ここ数日、何度か知らない番号から電話がかかってきていた。
かかってくるのはいつも仕事中なのででられなかったし、フリーダイヤルなので何かの勧誘だろうと思って無視していたのだけど、先月引っ越しをしたばかりなこともあって、何か不動産や公共料金の手続き関係かもしれないと気にかかっていた。
今日は休日だったので、夕方ごろかかってきたその番号からの電話にでることができた。
「一点ご案内がありまして」
引っ越しをした不動産会社からの紹介だと説明した後に、勢いよく話し始める。
「この度は……!……!」
「……はい」
「無料で設置……! たいへん…………な!」
「…………」
「……度の!……ウォーターサーバー……!……!」
「あの……ウォーターサーバーの勧誘なら、興味ないんで、二度とかけてこないでください」
「あ、これは…………」
案の定ウォーターサーバーの勧誘の電話で、ついきつい口調で応対してそのまま電話を切ってしまった。
電話を切ってから、少しだけ電話の向こうにいた人間のことを考える。
俺が電話にでたとき、彼はとても嬉しそうに声をはずませていた。何度かけても普通だった電話がつながったのだ、それは嬉しかっただろう。彼だって仕事で電話をかけている。好きでやっているわけではないはずし、契約がとれなければ上司から怒鳴られ、殴られるのだろう。
契約する気なんてまったくないが、もう少しやさしく電話を切れば良かったかもしれない。
だがそんな仕事に就いた時点で彼にも責任があるのではないだろうか。これがたとえばサポートセンターなら、俺から電話をかけたのだし、こちらが聞きたいことがあって電話をしているのだから、丁寧に対応するのが筋だろう。しかし今回の件はあちらが(違法ではないかもしれないが)こちらの望まない形で個人情報を手に入れ、勧誘の電話をかけてきたのだ。いっそ怒鳴りつけてもいいくらいの出来事ではなかっただろうか。そもそも不動産屋に渡した書類に、勧誘の電話は不要だとチェックボックスに印をつけた記憶がある。
違法か合法かの大きな違いはあるものの、やっていることは振り込み詐欺と変わらないのだ。振り込み詐欺の電話にさえ、やさしさを発揮して丁寧に応対するべきとは思わない。
いや、それでも、相手が、悪人なら、何をしても許されるのか。違うだろう。
それがもし振り込み詐欺の電話でも丁寧な口調で、「すみません、今忙しいので」と言って電話を切るのが正しい人間の姿かもしれない。本当にそうか?
なんていろいろ考えたあと、なんでこんなことを俺が考えなきゃいけないんだ、とまた少し腹が立ってきた。
正しく生きるのは難しい。
私は犬を蹴らない程度にはやさしいけれど、勧誘の電話には腹を立てる。やさしさの基準はその中間のどこかにある。もう少し細かい基準は、おいおい見つけていこう。